大工志塾の入塾説明会に参加しました。
大工志塾は平成30年度
地域に根ざした木造住宅施工技術体制整備事業として、国土交通省補助事業
として採択されています。
塾生は3年間で大工の基本的な知識・技能・心得を学び
世界に誇る日本の伝統木造建築の継承者を志す者のサポートします。
有限会社大津建設も大工育成塾時代は3名の塾生を受け入れ若手大工の育成に努めてきました。
その大工育成塾も13期生を最後に今年の3月に閉塾。
そこにきて急遽この「大工志塾」からの話があり、説明会に参加しました。
大工志塾は前進団体である「大工育成塾」の志はそのままに改善を加えて新たに若手大工の育成を
サポートする団体のようです。
今回は金銭的負担は前塾の半分ですが、募集条件に「希望者は社会保険に加入している事」というのが
一番のネックになりそうです。
個人の大工さん、地場の工務店で「会社組織」にしているところは少なく、会社組織になっていても
「社員大工」はごく少数で、実情は手間請け大工、下請け大工がほとんどです。
「社会保険加入」は国からの条件らしいので、今後も変わらないでしょう。
補助を受ける我々工務店側もふるいにかけられてます。
ここ数年で住宅業界大きく変わり、知識・技術・信用のない業者は淘汰されていくのは確実な情勢です。
有限会社大津建設の職人はすべて「社員大工」として働いてもらっています。
今回の大工志塾へは若手社員大工も入塾を希望していますので、今後の展開に
期待したいと思います。
大工育成塾(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%B7%A5%E8%82%B2%E6%88%90%E5%A1%BE